盛和塾は、もともと京都の若手経営者が京セラ(株)の稲盛名誉会長から、人としての生き方「人生哲学」、経営者としての考え方「経営哲学」を学ぼうと、1983年に集まった自主勉強会に端を発しています。真剣に学ぼうとする塾生と、それに答えようとする稲盛塾長が、互いに魂の火花を散らす姿は、まさに人生道場。また、塾生同士の切磋琢磨の場として、日本全国・世界各地の盛和塾に、多くの若手経営者が集まっています。 稲盛塾長は、「心ある企業経営者こそが、明日の日本を支える」との信念に基づき、ボランティア活動としての熱心に取り組んでいます。

1932年、鹿児島県生まれ 。京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者。近年では、日本航空(JAL)の代表取締役会長として、日航再建に尽力を注ぐ。一方、1984年には私財を投じ稲盛財団を設立、国際賞「京都賞」を創設し、人類社会の進歩発展に功績のあった方々を顕彰している。塾長は、自身の人生を持って、フィロソフィーを確立・実践し、その意義を証明されています。「人間として何が正しいのか?」経営者として様々な危機に直面した塾長が、全ての判断基準としているこの言葉に、同じ悩みを抱える中小企業経営者は共感し、入塾を決意し、生涯を通じて学んでいます。

私たちは、カナダ バンクーバーの地で日々仕事に取り組みながら、このフィロソフィーの意義を実感しています。国籍・人種はさまざまですが、塾長が確立したこのフィロソフィーは、国境を越えて共通する概念だと信じています。「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。」そのためには、経営者自らが心を高め、誰にも負けない努力を継続しなければならない。稲盛フィロソフィーを基軸に、国籍・人種を超え、信頼しあえる仲間と互いに切磋琢磨し、この高い目標を達成する。盛和塾バンクーバーは、そんな塾を目指しています。

毎月1回、基本的に第一金曜日の夜、塾長の講演映像を視聴し、「京セラフィロソフィー」「経営12か条」「6つの精進」を中心に学んでいます。また、塾生の経営体験談の発表、他塾との交流、世界大会の参加等、一塾の枠を越えた活動も行っています。バンクーバーは、まだ正式な塾ではありませんが、シカゴ塾の全面的な協力により、支部として活動していますので、各イベントに参加が可能となっています。本部からの機関紙(塾生対談、経営紹介、塾長談話)もご購読いただけます。開塾条件である、50名の同士を2016年1月21日までに集め、稲盛塾長に来ていただくと同時に、塾長の誕生日を祝おうと計画しています。

塾生数は合計9,605名( 2014年11月末現在 )。塾数は国内54塾( 7,441名 )、海外25塾( 2,164名)です。塾生はお互いを「ソウルメイト」と呼び、生き方や経営に対する考え・悩みを本音で議論し、日々切磋琢磨しています。様々な分野で活躍する方がいますが、塾長の哲学を学ぶ「ソウルメイト」同士、すぐに打ち解け合うことができます。年に12回ほど開催される国内塾長例会や、年1回の海外例会と世界大会では、各塾の枠を越えて世界中から塾生が集い、学び、交流し、親交を深め合っています。

私は、2011年、シカゴ塾開塾直前に入塾致しました。日本の親会社から米国子会社の責任者として派遣されましたが、従業員や業績に対する責任感の希薄さに稲盛塾長のCDを聞いて気づかされ、また、会社の意義、人生のあり方に関しても、塾長の考え方、生き方にショックを受けました。塾での学びは、気づきであり、自己の反省であり、仲間と共有できる感動でもあります。稲盛和夫という経営者の経営哲学(フィロソフィー)は、MBA等で一般的に学ぶ技術ではなく、「心」です。そして、この学びは経営だけでなく、個々の生き方を考える機会を与えてくれます。盛和塾は、私にとっての経営と人生の羅針盤であり、バンクーバーで活躍される皆さんと一緒に学び、心を高めていけたらと願っています。

国籍・職業問わず、様々な方が集まる勉強会です。お気軽にお問い合わせください。

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